トップリーグ全勝対決。サントリーがヤマハを粉砕し、優勝に大きく前進

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

「頂上決戦」「ファイナルゲーム」。

 12月24日のクリスマスイブ。ともに開幕から12戦全勝で首位に立つヤマハ発動機ジュビロと、2位のサントリーサンゴリアスが激突した。今シーズンのトップリーグはプレーオフがなく、残りは3節――。この試合に勝利したほうが、優勝にグッと近づく大一番だ。

大一番でMOMの活躍を見せたサントリーの小野晃征大一番でMOMの活躍を見せたサントリーの小野晃征 総勝ち点57で第3節から首位をキープするヤマハ発動機にとって、この試合で勝利すれば、残り2試合の対戦相手を考えると優勝は間違いないと思われた。一方、勝ち点差1で2位につけるサントリーは負けると、可能性としては残るものの優勝は難しくなる。

 トップリーグでの通算成績は、ヤマハ発動機の5勝7敗、清宮克幸体制下では0勝4敗。しかし、「準備万端だった」(清宮監督)というヤマハ発動機は、ホームの大声援を背に風下だった前半、SO(スタンドオフ)大田尾竜彦のハイパントを起点にエースのWTB(ウィング)伊東力がトライを挙げ、前半12分までに10-0とリードする。

 やはり、今シーズンはジュビロのほうが強いのか......。そう思われたが、現在フランスでプレーする元ヤマハ発動機のFB(フルバック)五郎丸歩が「事実上の決勝戦!」とツイッターでつぶやいた試合は、そう簡単には決しなかった。

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