あわやウェールズに金星。
新ラグビー日本代表のバックスリーが凄い

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 11月の3試合を振り返ると、日本代表はバックスリーだけで9トライ中8トライを挙げている。ジョージア戦ではリオデジャネイロ五輪で日本代表のエースだったWTBレメキ ロマノ ラヴァが2トライ、W杯と五輪に出場した唯一の選手であるWTB福岡堅樹もジョージア戦とウェールズ戦でトライを挙げて、ジョセフHCへのアピールに成功した。

 昨年のW杯南アフリカ戦で劇的な決勝トライを決めたWTBヘスケス、CTBでもプレーできるWTBロトアヘア、そしてサンウルブズでさらなる成長を遂げたFB笹倉康誉らも控えている。今後もバックスリーが切磋琢磨していくことが、チーム力の底上げにつながっていくはずだ。

 2019年W杯に向けてウェールズ戦は、ジェイミー・ジャパンの大きな可能性を感じさせた。そんなチームの中軸となり、相手の脅威となるのが日本のバックスリー。彼らのアタックから目が離せない。

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