ラグビー大国ニュージーランドを撃破。日本の快挙はこうして生まれた (5ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji
  • photo by JMPA

 大会2日目の8月10日は、予選プール最終戦でケニアと対戦する。ニュージーランドやイギリスと比べると格下だが、ケニアは今春のシンガポール・セブンズで優勝するなど実力は侮れない。

 早くもリオ五輪で、日本は"台風の目"となりつつある。ケニア戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出は確実。目標に掲げる「メダル獲得」を実現するためにも、予選プールではひとつでも順位を上げて通過し、少しでも有利な立場で次に進みたいところだ。

「ニュージーランド戦はひとつのゲームとして考えれば、すばらしいことだと思います。ただ、セブンズ全体として考えたとき、大会のなかでひとつひとつ勝っていくことが大事です」(瀬川HC)

 日本はどこまで勝ち上がることができるのか――。さらなる「ジャイアントキリング」に期待したい。

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