女子アナ殺到、グッズ売り上げ7倍......五郎丸フィーバーの真実 (4ページ目)

  • 斉藤健仁●文・写真 text & photo by Saito Kenji

「発言も態度も本当に世界の舞台で活躍するにふさわしい男になった」と清宮克幸監督も目を細める成長を見せた五郎丸はまず、久しぶりのトップリーグと日本代表の違いに関して、「エディー(・ジョーンズ元日本代表ヘッドコーチ)が言っていたのは国内と海外ではゲームのスピードが全然違うということ。走っている距離、ボールが動いている時間が違うと言っていましたが、改めてそれを感じる試合でした。雨というのもありますが、少しスローだった」と少し、トップリーグに苦言を述べた。

 また、おそらく自分でもトップパフォーマンスではなかったことは感じていたようで、今後のメディア露出に関しては「みなさんの前に立つ機会があれば、時間が許す限りは出させていただきます。ただ僕はプレーヤーなのでグランドで自分のパフォーマンスをしっかりと出せるようにトレーニングを積みながら、バランスを考えながらやっていきたいと思います」と含みを持たせた。おそらくジョーンズ元HCがこの試合を見ていれば、すぐに五郎丸のパフォーマンスを怒ったはずだが……。

 ヤマハ発動機の次戦(11月21日)は、ホームのヤマハスタジアムに豊田自動織機を迎える。「まだ(ヤマハスタジアムはラグビーで)満員になったことがないので、まずは満員になっていてほしい。空いている席がないくらいびっしり埋まって青一色の中でプレーしたい」(五郎丸)。きっと、来週はヤマハブルーでスタジアムが覆われることになるはずだ。

 ヤマハ発動機は、昨シーズン、惜しくもトップリーグ準優勝に終わり、「今シーズンこそ」の気持ちが強いはずだ。「チームが変われば目標も変わります。ただ、自分がベストのパフォーマンスを出さなければいけないところは変わらない」と本人が言うとおり、初優勝のためにはFB五郎丸の活躍は欠かすことができない。

「五郎丸狂想曲」――。それは今シーズンいっぱい続くことになるはずだが、パフォーマンスでもファンを魅了してほしいと願うばかりだ。

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