4強でひとりスーパーボウル未経験。ファルコンズQBが悲願へあと1勝 (2ページ目)

  • 永塚和志●取材・文 text by Kaz Nagatsuka
  • photo by AFLO

試合日時は現地時間表示。チーム名の丸数字はシードの順位試合日時は現地時間表示。チーム名の丸数字はシードの順位 4チームに共通しているのは、ポストシーズンにピークを持ってきた点が挙げられる。現在ペイトリオッツが8連勝、スティーラーズが9連勝、パッカーズが8連勝、そしてファルコンズが5連勝と上り調子で、どちらのカンファレンス・チャンピオンシップも好ゲームが期待できそうだ。

 AFCのペイトリオッツvs.スティーラーズは、戦前の予想ではホームの強みがあるペイトリオッツが有利だと言われている。実際、QBブレイディが先発するようになった2001年以降、スティーラーズはペイトリオッツに対して相性が悪く、過去12度の対戦で9敗しており、今季のレギュラーシーズンでもQBロスリスバーガーがケガで欠場していたとはいえ、16-27で黒星を喫した。また、過去18年間を振り返ってスティーラーズがニューイングランドの地で勝ったのは、わずか1度しかない。

 攻守ともにハイレベルでかつ勝負強く、6年連続(通算13度目)でカンファレンス・チャンピオンシップに進出しているペイトリオッツを相手のホームで打ち負かすのは至難の業だ。ホームでのポストシーズン戦績が16勝3敗、カンファレンス・チャンピオンシップでは4勝1敗となれば、ペイトリオッツ有利の声が大きくなるのは仕方ないだろう。

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