2012.01.07

【NFL】スーパーボウルに出場するチームはどこだ?

  • 永塚和志●文 text Kaz Nagatsuka
  • photo by AFLOdesign by Unno Satoru

ワイルドカードを制してディビジョナル・プレイオフに進出するチームは、下位シードのチームが第1シード(ペイトリオッツ&パッカーズ)のチーム、上位シードのチームが第2シード(レイブンズ&49ers)のチームと対戦となることになる。 一方、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)はどうか。レギュラーシーズンを8連勝で終えた第1シードのペイトリオッツ、強烈なディフェンスを擁する第2シードのボルチモア・レイブンズが、スーパーボウル進出の最有力候補と言われている。しかし、ワイルドカードから頂上を目指す昨季のAFC覇者、ピッツバーグ・スティーラーズの勝ち上がりによって、状況は大きく変わりそうだ。

 ディビジョナル・プレイオフは、ワイルドカードを制した2チームのうち、下位シードのチームが第1シード(ペイトリオッツ)、上位シードのチームが第2シード(レイブンズ)のチームと対戦するため、スティーラーズ(第5シード)がワイルドカードを勝つと仮定すれば、ヒューストン・テキサンズ(第3シード)対シンシナティ・ベンガルズ(第6シード)の結果次第で、ディビジョナル・プレイオフでのスティーラーズの対戦相手は変わってくる。

 スティーラーズとしては、ディビジョナル・プレイオフでペイトリオッツと対戦したほうが、スーパーボウルに進出する可能性は高いように思われる。というのも、スティーラーズはレギュラーシーズンでペイトリオッツに勝っており、相性は決して悪くない。しかもレギュラーシーズン残り6戦を、負けた49ers戦をのぞき、すべてひと桁失点で勝利するなど、現在、絶好調をキープしている。しかし、ディビジョナル・プレイオフでレイブンズと対戦することになれば、肉弾的なプレイスタイルを持つ両者なので、相当に肉体を酷使するのは確実。故障者も少なからず出ると考えられる。そのあとでペイトリオッツとスーパーボウル進出を賭けて戦うのは、非常に厳しいものがある。

 ここ2~3年のパス偏重の傾向を鑑(かんが)みると、『グレート』の形容の付くQBを擁するチームがスーパーボウルに進出している。トム・ブレイディ(ペイトリオッツ)、アーロン・ロジャース(パッカーズ)、ドリュー・ブリーズ(セインツ)らエースQBが今季のプレイオフを牽引するのか。それとも堅固なディフェンスを誇るチームが阻止するのか。冒頭に記したとおり、NFLのプレイオフほど予察するのが困難なものはない。

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