2020.02.20

天国のコービーに是が非でも捧げたい。
レイカーズ、10年ぶりの優勝へ

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 だが、上位に顔を連ねる他チームも侮れない。

 2位のデンバー・ナゲッツ(38勝17敗)は、エースのニコラ・ヨキッチ(C)が好調をキープしているのが強さの要因だ。1試合平均106.7失点と、ウェスタン最強の守備力も光っている。

 4位のユタ・ジャズ(36勝18敗)は12月末にジョーダン・クラークソン(PG)をトレードで獲得してから10連勝を記録。右肩上がりでチーム力を向上させている。

 このように、ウェスタンには元気なチームが多い。だが、ここに来て台風の目になりそうなのが、5位のヒューストン・ロケッツ(34勝20敗)だ。

 ロケッツは208cmのクリント・カペラ(C)を放出し、スリーポイントとディフェンス――いわゆる「3&D」が得意なロバート・コビントン(PF)を獲得。結果、センター専任の選手が不在となり、198cmのP・J・タッカー(PF)が相手センターにマッチアップするなど、超スモールラインナップで後半戦に臨むことになる。

 レイカーズのデイビス(208cm)、ナゲッツのヨキッチ(213cm)、ポートランド・トレイルブレイザーズのハッサン・ホワイトサイド(216cm)など、ウェスタンには優秀なビッグマンが多い。それでも、ロケッツは長所を最大限に伸ばし、短所を無視する賭けに出た。