100年にひとりの逸材。レアル・マドリードから来たNBAの新人は何者? (4ページ目)

  • 水野光博●取材・文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

「レブロン・ジェームズ(SF)は、僕のアイドル。彼に憧れ、これまで彼のプレーを数えきれないくらい見てきた」

 この試合で憧れのレブロンと初めて対戦し、初めてマッチアップしたドンチッチは、試合後、レブロンにこの日着ていたジャージーをもらえないかと打診している。そして、快諾したレブロンから手渡された紫のジャージーにはサインとともに、こう書かれていた。

「Strive For Greatness(偉大な選手になるために努力しろ)」

 シーズン後半、さらには数年後......ドンチッチはどれほどの成長を遂げているのか。「欧州のワンダーボーイ」のNBAでのキャリアは、まだ始まったばかりだ。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る