Bリーグ王者・田中大貴を直撃。ピンチの日本代表でも輝いてくれ! (2ページ目)

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

――1次予選は4戦全敗。予選が始まる前に「自分たちのホームは自分たちで守る」と言っていましたが、守ることができていない状態です。この危機的状況をどのように捉えて、Window3に臨む覚悟ですか?

田中大貴(以下、田中)誰もが厳しい状況だとわかっています。もう、自分たちの力だけでコントロールできないところにいるというか、相手(チャイニーズ・タイペイ)の勝敗次第では、1次予選敗退を考えなければいけないところに来ているので、本当に崖っぷちです()。でも、相手のことをコントロールできるわけではないので、やっぱり何としても自分たちがオーストラリアとチャイニーズ・タイペイに勝つことだけを目指し、集中してやるだけです。

※6月29日、日本がオーストラリアに負け、チャイニーズ・タイペイがフィリピンに勝った場合は、7月2日のチャイニーズ・タイペイとの直接対決を待たずして、日本の1次予選敗退が決定する。

――1次予選の4試合を振り返って、自分自身の出来をどのように感じていますか。

田中 納得はしていません。こういう代表戦になると、一つひとつのチャンスをしっかり決めていかなければならないし、そう何本も自分にチャンスが巡ってくるわけではないので、確率をもっと高めなければいけない反省があります。

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