NBAシード争い。東西2強の足元をすくう「大穴チーム」はどこか? (5ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by Getty Images

 また、"2強"の一角でウォリアーズにも手痛いニュースが飛び込んできた。現在、エースのステファン・カリー(PG)とアンドレ・イグダーラ(SF)らが負傷離脱しているが、ここにきてクレイ・トンプソン(SG)が親指を、そしてケビン・デュラント(SF)が肋軟骨(ろくなんこつ)を骨折してしまったのだ。トンプソンは3月中に復帰の見込みで、デュラントは2〜3週間の離脱とは言うものの、NBA連覇にふたりの攻撃力は必要不可欠。復帰後の彼らの調子にも注目したい。

 レギュラーシーズンの終盤になって、シード争いは例年以上に大激戦となっている。76ers、ジャズ、ペリカンズは躍進するか、そして両カンファレンス2強のまさかの凋落もあるのか――。どのチームがプレーオフのシードを手にするのか、最後の最後まで目が離せない。

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