マジックが大絶賛の19歳。ロンゾ・ボールはレイカーズの救世主か? (5ページ目)

  • 宮地陽子●取材・文 text by Miyaji Yoko
  • photo by AFLO

 そんなロンゾに対して、ペリンカとジョンソンも、特にプレッシャーを軽減するような配慮はしていない。それよりは、ロンゾがさらに大きく羽ばたくために、スーパースターにはどんなメンタリティが必要か、自分たちが経験したことや見聞きしたことを語るようにしているのだと言う。

 ペリンカGMは言う。

「そういった話をするのに、マジックはぴったりの人物だ。そして私がコービーと経験してきたことも、彼に語るには理想的なことだ。単にいい選手になるのではなく、グレートな選手になるためにどういうことが必要なのか、そういった話を語るようにしている」

 マジックは言う。

「私は彼のことが好きなんだ。誰かを好きだと、その人がうまくやるところを見たいと思うものだけれど、それだけでなく、彼は活躍するべき選手だと思う。『俺はロンゾだ』みたいな態度はとっていない。みんなが彼のことを大騒ぎしているけれど、彼自身は自分のことに大騒ぎしていないんだ」

 38年前、マジック・ジョンソンは20歳でプロ入りし、1年目からレイカーズを優勝に導き、NBAファイナルMVPにも選ばれた。ベテラン選手が多かった当時のレイカーズとは対照的に、今のレイカーズは若手中心で、優勝どころかプレーオフ出場ですら大難関だ。

 それでも、チームの成績とは関係なく、19歳の新リーダーがどんな存在感を見せ、チームにどんな影響を与えるのか――。そのことに多くのファンが、そしてマジックとペリンカが注目している。

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