全GMの97%が1位予想。最強ウォリアーズに対抗できる3チームは? (5ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 両選手とも得点力が総じて高く、さらにふたりで1試合20近いアシストを記録するとなれば、対戦チームにとっては大きな脅威だ。ハーデン&ポールというふたりの司令塔を擁し、バスケIQの高さをフル活用して戦うロケッツこそ、「打倒ウォリアーズの一番手」と言っていいのではないだろうか。

 そしてサンダーは今季、スーパースターのカーメロ・アンソニー(SF)を獲得した。

 キャリア14シーズンで一度も平均得点20点以下を記録したことがないカーメロは、オフの間も常に移籍の噂が流れていた。しかし、トレード話がまとまらないままトレーンングキャンプ開始目前となり、このままオフのトレードはないかと思われた。そこへ、9月23日に突如、ニューヨーク・ニックスとサンダーの間でトレードが成立したのである。

「ロケッツとのトレードが成立すると思っていた」

 トレード発表後、カーメロはそう語った。たしかに、カーメロ&ハーデン&ポールの「ビッグ3」も見てみたかったが、サンダーでも新たな「ビッグ3」が誕生する。カーメロの相棒は、昨季シーズンMVPのラッセル・ウェストブルック(PG)と、アメリカ代表でも活躍する今オフ加入のポール・ジョージ(SF)だ。

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