全GMの97%が1位予想。最強ウォリアーズに対抗できる3チームは? (3ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 他に目立った選手の移籍では、デンバー・ナゲッツ(40勝42敗/ウェスタン9位)が4年連続でオールスターに選出されているポール・ミルサップ(PF)を獲得。また、ニューオリンズ・ペリカンズ(34勝48敗/ウェスタン10位)は過去4度のアシスト王に輝いたレイジョン・ロンド(PG)と契約し、それぞれチーム力の強化に成功している。

 しかし、それでも上記3チームの補強では、ウォリアーズを上回るほどのインパクトは到底感じない。

 やはり期待を寄せたいのは、大物プレーヤーの加入で大成功する可能性も大失敗する危険性も秘めているチームだろう。それは、ミネソタ・ティンバーウルブズ(31勝51敗/ウェスタン13位)、ヒューストン・ロケッツ(55勝27敗/ウェスタン3位)、そしてオクラホマシティ・サンダー(47勝35敗/ウェスタン6位)の3チームだ。

 リーグ4年目のアンドリュー・ウィギンス(SG)と、3年目のカール=アンソニー・タウンズ(C)という「将来のNBAを担う逸材」を擁するウルブズは、このオフに昨季オールNBAサードチームに選出されたジミー・バトラー(SF)と、元オールスター選手のジェフ・ティーグ(PG)を獲得。さらに、17年間のキャリアで3度シックスマン賞を受賞しているジャマール・クロフォード(SG)も、「東の王者」キャブスからのオファーを受けていながらウルブズに加入した。

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