NBA三面記事。アイバーソンが「3×3バスケ」で東京五輪に参加? (3ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 スリーポイントコンテストでは、昨年王者のクレイ・トンプソン(ゴールデンステート・ウォリアーズ/SG)が予選で敗退する波乱もあり、伏兵のエリック・ゴードン(ヒューストン・ロケッツ/SG)が優勝。ダンクコンテストでは、「ビッグ・ドッグ」のニックネームで知られる元NBA選手グレン・ロビンソンの息子、グレン・ロビンソン三世(インディアナ・ペイサーズ/SF)がチアリーダーとチームメイトを跳び越えるリバースダンクで初の栄冠を手にした。

 そして、今年のオールスターゲームは192−182というスーパーハイスコアゲームとなり、ウェストが3年連続でイーストに勝利。両チーム合わせて374点は、もちろん歴代最多記録だ。MVPに輝いたのは、地元ニューオーリンズ・ペリカンズのスターでもあるアンソニー・デイビス(PF)。オールスターゲーム歴代最多となる52得点を記録してファンを大いに喜ばせた。

 ただ、このようなお祭り騒ぎのオールスターだったが、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは心から満足できる結果ではなかったようで、「オールスターは来年から変わると約束する」と発表している。

「もっと真剣な競争が必要だという点で全員が合意している。もちろんケガの可能性などを考え、ファイナルのようなプレーを望んでいるわけではない。だが、現状とファイナルとの間に落としどころがあるはずだ。ファンからもツイッターやフェイスブックでアイデアを送ってもらいたい。我々は新しいアイデアに対してオープンだ」

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