2017.01.05

桜木ジェイアール&高橋マイケルが語る
「日本バスケの過去・現在・未来」

  • 水野光博●取材・文 Mizuno Mitsuhiro
  • 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

Bリーグでも存在感を示している桜木ジェイアール――現在、渡邊雄太がジョージ・ワシントン大、八村塁がゴンザガ大でプレーしています。彼らがNBAでプレーする可能性はあると思いますか?

高橋 もちろんだ。今彼らにとって大事なのは自信を持ってプレーすること。このふたりは、ものすごい可能性を秘めている。私は渡邊とは一緒にプレーしたことがある。彼は十分なサイズ、スキルもある。これから、もっともっと強靭な体も手に入れるはずだ。ぜひ、がんばってほしい。

――桜木選手のように、いつかNCAAのチャンピオンチームで日本人選手がプレーする可能性はあると思いますか?

桜木 Anything is possible(何だってできる)! 挑み続ける限り、いつだって可能性はゼロではない。ただ、渡邊、八村はもちろんだが、もっと多くの選手がアメリカでチャレンジする必要がある。現在、アメリカのバスケットボールは、他のスポーツと同じく、ビジネスという側面がより強くなっている。才能ある選手のリクルーティングは、それこそ幼少期から全米で行なわれ、スカウトは才能ある選手を血眼で捜している。大学からアメリカで挑戦することも素晴らしいが、リクルーティングの網に引っかかるためにも、より若い年代から挑戦することが大事だ。

――Bリーグや、さらにNBAや世界を目指す少年少女に、アドバイスをいただけますか?

桜木 間違いなく言えるのは、「常に自分よりうまい選手とプレーしろ!」ということ。年上や、プレーした事のない格上の選手に挑み続けなさい。現状に胡坐(あぐら)をかいていては、上達はありえない。

高橋 私も同じく、キープワーク、練習を続けることの大切さを伝えたい。バスケットボールはチームスポーツだから、ひとりではできない練習もある。でも、ドリブルやシュート練習はひとりでもできる。上達したいなら、個人練習を続けること。練習量は君を裏切らないはずだ。