2016.11.16

選手たちに聞いてみた
「Bリーグになってバスケ界は変わったか」

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

●若手の台頭でリーグに新しい風

 旧NBLとbjによる戦力差はNBL勢の優勢として勝敗に現れてはいるが、序盤戦の傾向として目立つのは、25歳前後の新戦力の台頭だ。B1が18チームになったことから出場機会を求めての移籍や、試合数が60試合に増えたことで各チームが積極的に若手を起用して底上げを図っている。そうした新しい風は代表選考にも影響をみせた。

 11月上旬の日本代表の強化期間には、来年、シーズン中に開催されるワールドカップ予選のシミュレーションとして、3泊4日の台湾遠征を行なった。そのメンバーにはベテラン選手ではなく、「現在リーグでパフォーマンスを出していて、国際大会で試したい選手」(日本代表・長谷川健志HC)が選出された。

 Bリーグは『世界に通用する選手やチームの輩出』を謳っており、代表強化に対しては積極的な協力態勢を取っている。ただ、代表を強化する側としては、「リーグの日程が6月まであって長すぎるので、選手のコンディションと代表の強化の時間についてはもっと考慮してほしい」(長谷川HC)との意見が出ている。

「アグレッシブな姿勢が初の代表選出につながったのだと思う。日本代表に入れたことはすごく励みになったので、これからもどんな状況でもハードワークをしてチームの勝利を目指し、また日本代表に選んでもらえるように頑張りたい」(秋田・PG安藤誓哉)