選手たちに聞いてみた「Bリーグになってバスケ界は変わったか」 (3ページ目)

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

「勝利を目指すことはもちろん、チームとしてシーズンを通して成長していくことでその姿を見てもらうために観客を集め、球団として発展させていくことがプロチームとして大切」(仙台・PG志村雄彦)

「ホーム開幕戦で5000人以上集まり、体育館に一歩入った瞬間、このファンの前で中途半端なプレーはできないと、身の引き締まる思いでした。これまでは入って2000人だったので、これがプロリーグなのかと感じました。でも今は集客が落ちています。やっぱり、満員の会場を知ってしまったら、またあの雰囲気を味わいたい。そのためにも、今まで以上にいい試合を見せたい。今までそう思わなかったわけではないんです。ただ今まで以上に観客を意識するようになりました」(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・PF鵜澤潤)

「ホーム開幕戦でこんなに観客(3748人)が入ってくれたことに感謝しています。選手は観客をワクワク、ドキドキさせるのが仕事で、そのワクワク、ドキドキにお金を払ってもらうのがプロリーグ。観客を呼ぶために、選手は自分のキャラクターを作って、自分らしさを発揮していく努力をしなければならない。でもドキドキ、ワクワクさせても、やっぱり最終的には勝たないといけない。それが僕たちの課題」(横浜・SG川村卓也)

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