意外な選手が大金をゲット。誰かに言いたくなる「NBA年俸トップ10」 (3ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 2人目はヒューストン・ロケッツのジェームス・ハーデン(SG)。昨シーズンは平均29.0得点(2位)・6.1リバウンド・7.5アシストを記録。レブロン・ジェームズ、マイケル・ジョーダン、オスカー・ロバートソンに次いでNBA史上4人目となる「1シーズン平均29.0得点・6.0リバウンド・7.0アシスト以上」を達成した選手となった。

 3人目はオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルック(PG)。平均23.5得点(8位)・7.8リバウンド・10.4アシストを記録した昨シーズンは、キャリア初となるオールNBAファーストチームに選出され、2年連続でオールスターMVPも獲得した。過去50年において、マジック・ジョンソンに並ぶ最多タイの「1シーズン18回のトリプルダブル」も記録している。デュラントなきサンダーを背負うエースの年俸としては、決して高くない金額だろう。

 4人目は今オフにボストン・セルティックスに移籍したアル・ホーフォード(C)。昨シーズンは平均15.2得点・7.3リバウンド・3.2アシストを記録している。上記3選手と比べれば爆発力は落ちるものの、4度のオールスター出場経験があり、インサイドはもちろん、アウトサイドもこなすリーグ屈指のオールラウンドなビッグマンだ。同レベルの活躍が計算できるビッグマンはリーグ広しといえども、そうはいない。

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