2016.05.13

【女子バスケ】39点差からの逆襲。リオのメダルへ強豪国に挑む3カ月

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

 そもそも、強化開始から1カ月足らずで、オリンピック5大会連続メダルを獲得しているFIBAランク2位の強豪(日本は16位)との国際A代表マッチは、観客にお披露目するには早すぎる対戦だった。オーストラリアは2年前の夏にも来日しているが、これまで強化を開始して間もない時期に日本がA代表マッチをすることはなかった。しかし、リオ五輪で『メダルへの挑戦』をスローガンに掲げている日本としては、早めに国際試合を組みたい意向があったのだ。

「今年は強豪国とゲームをたくさんして、早い時期に高さに慣れ、本番では高さへの対抗が当たり前になっていたいので、早めに強化試合や遠征を組む計画を立てた。オーストラリア戦で出た課題を5月末からのヨーロッパ遠征で克服していきたい」(内海知秀ヘッドコーチ)

 また、アジア2連覇中の日本は、強豪国に対戦のオファーをすれば受けてもらえる立場になってきており、「それだけの実力をつけたと認めてもらえている」と内海HCが語ることからも、積極的に強豪国を招聘すべきなのは当然だろう。これは、6月の世界最終予選を待たずに、リオ行きのチケットを入手しているからこそ取り組める4カ月間の強化スケジュールなのだ。