スラムダンク奨学生・村上駿斗「日本人で一番うまくなりたい」

  • 宮地陽子●取材・文・写真 text & photo by Miyaji Yoko

 彼はチームの中でも、よく努力するひとりだ。最初はほとんどプレイタイムを得られなかったのが、今ではスターターにまでなった。それもすべて、彼の努力の成果。彼が勝ち取ったものだ。彼は努力をするし、そうすることで他の選手のやる気を引き出している。彼が体育館に行くと、他の選手も行って競争し、1対1をやっている。それらが(村上)駿斗にとって、プラスになっている」

 バスケットボールと真剣に向き合い、自ら道を切り開いてきた。村上駿斗、現在19歳――。彼のアメリカでの挑戦は、まだ終わらない。


【profile】
村上駿斗(むらかみ・しゅんと)
1996年2月17日生まれ、山形県出身。2004年から地元のバスケットボール少年団に所属し、白鷹町立東中学では山形県大会優勝、山形南高校ではインターハイ・ベスト16や岐阜国体3位となる。183センチ・77キロ。


高校では終われない、君へ。
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