【NBA】若手続々!オールスターで「世代交代」なるか? (2ページ目)

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 今年のオールスターの注目は、ファン投票1位を獲得した26歳のカリーだけではない。24歳のデマーカス・カズンズ(サクラメント・キングス/C)、25歳のジミー・バトラー(ブルズ/SG)、25歳のクレイ・トンプソン(ウォリアーズ/SG)、26歳のジェフ・ティーグ(アトランタ・ホークス/PG)など、初選出された若手は要チェックだ。同時に、13度目の出場となる36歳のダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス/PF)や、15度目となる38歳のティム・ダンカン(サンアントニオ・スパーズ/PF))といったベテランの勇姿も注視したい。

 一方で、コービー・ブライアントやアンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ/PF)、ブレイク・グリフィン(ロサンゼルス・クリッパーズ/PF)、ドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート/SG)といった、トッププレイヤーの欠場は残念でならない。中でもウェイドの欠場は、一時代を築いたレブロン、ウェイド、クリス・ボッシュ(マイアミ・ヒート/C)の「ビッグ3」の共演が期待されただけに、肩を落としたファンも多かったことだろう。

 ただ、ウェイドの代役として、ホークスのカイル・コーバー(SG)が33歳にして初選出。それにより、今年のオールスターはまた違った面白みが加わった。イースタン・カンファレンスの首位を独走するホークスからは、すでにアル・ホーフォード(C)、ポール・ミルサップ(PF)、ジェフ・ティーグ(PG)が選ばれており、コーバーの追加で計4人が出場することになる。これは、1チームから選出された人数としてオールスター史上最多タイ記録だ。

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