2014.11.03

bjリーグ城宝匡史「全員プロならば、リーグを統一したい」

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

――日本に2つのトップリーグがあることについてはどのように思っていますか?

城宝 とても難しい問題ですが、僕はリーグが2つあっても、3つあってもいいと思うんです。というのも、NBLは企業チームが実権を握っていて、それでプロリーグのbjと一緒になるというのは、ちょっと違うと思うんです。企業チームがバスケをやりたいのなら、実業団を作ってバスケをすればいいですよね。FIBAもアジアで低迷しているような日本に干渉しなくてもいいと思うんですけど......。

 NBLには社員選手もいるので、僕らのbjとは違うリーグだと思うんですよね。社員としてプレイをしたくて向こう(NBL)のリーグに行く選手もいますよね。プロ選手は引退したらそこで契約が終わりですが、社員であれば選手を引退しても企業に残れて安泰という状況があるので、バスケを辞めたあとのことを考えて企業に入った選手もいると思います。リーグが一緒になるのなら、プロリーグで全員がプロ契約であること。社員でやりたいチームは関東とかの実業団でやってもらえばいいと思います。

 あと、僕が言いたいのは、世間的にはNBLのほうがレベルは高いと言われてますけど、僕は両リーグの試合を見ても、NBLの何人かとプレイをしても、周りが言うほどレベルの差は感じません。もちろんNBLにはうまい選手がいます。差があるとすればサイズの違いだけです。でも、僕らは外国人選手とマッチアップしながらやっているので、外国人選手の戦い方を知っているという意味では、bjリーグの選手のほうが国際大会に通用する選手が多いと思います。こっちはどうしてもサイズが小さいので、実際に試合をしたら高さのミスマッチが出てしまいますが、個人のスキルではそんなに変わることはないと思っています。

 ただ、日本代表については公平に両リーグから選んでほしいです。ルールが違うから公平に選ぶのは難しいかもしれませんが、それでも候補を選んで全員のプレイを見て、代表選手を決めてほしいです。

――城宝選手はリーグを代表するスコアラー。日本代表でプレイしたい意志はありますか。

城宝 はい。日本代表がどれくらいのレベルなのか、入ってやってみたい気持ちはありますね。今シーズンは、僕のところにNBLのチームからもオファーが来たので、どれくらいのレベルなのか挑戦しようと思ったんですよ。