【NBA】コービー不在でもレイカーズが常勝軍団スパーズを食らう? (3ページ目)

  • 永塚和志●文 text by Kaz Nagatsuka
  • photo by Getty Images

 一部報道では、「第2シードなら、カンファレンス決勝までグリズリーズやクリッパーズと対戦しなくていい」という理由で、スパーズを推す声もある。しかし、終盤に息を吹き返してきたレイカーズは、予想を裏切りプレイオフで甦(よみがえ)ってくるかもしれない。それほど、ウェスタン・カンファレンス内の実力差は大きくないのだ。

 昨年は、若さを武器としたサンダーが、移転後初となるファイナル進出を果たした。しかし今年も、クリッパーズ、グリズリーズ、ウォリアーズ、そしてロケッツといった若さをウリとするチームが、プレイオフの舞台に顔を揃えることとなった。そして、彼ら若きパワーに対し、スパーズやレイカーズといった経験豊富なチームがどう絡んでいくのか――。今年のウェスタン・カンファレンスは、何が起こるか本当に分からない。


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