【F1】アストンマーティン・ホンダはまだポイントを争う状況にあらず「高速コーナーは上位より10kmほど遅い」 (2ページ目)
【チームの機密情報が漏れた】
それは今週末の中国GPでも変わらないかもしれないと、アロンソは言う。
「メルボルンから4〜5日だから、残念ながら特に変わったことはないよ。だから今回も厳しい週末になると思うし、できるだけマシンに対する理解を進めるだけだ。
僕らはまだ本当に走り出したばかりの状態だ。とにかく周回数を稼ぐ必要がある。フリー走行で走り込み、マシンの車体側のポテンシャルを引き出すためのウインドウを見つける必要がある。
これが今週末、とても重要なポイントになるし、普通にフリー走行や予選を戦って周回数を重ね、決勝でフルレースを戦いきれればと思う。可能ならね。パーツ不足だから周回数を制限しながらの走行になるけど、ポジティブな要素を見つけ出していければと思っているよ」
アロンソの言う「パーツ不足」というのは、メルボルンの走行前にスペアを失ったバッテリーのことだろう。
ホンダはダメージを負ったエナジーストア(※)内部の通信関連部品をなんとか現場で修理し、スペアとして使える状態に復帰しようと試みてきた。結果、どうやらそれはうまくいったようだ。
※エナジーストア=運動・熱エネルギー回生システム(ERS)で回収した電気エネルギーを一時的に蓄えるリチウムイオンバッテリー。
「具体的な数字は申し上げられませんが、スペアの数を増やすために(メルボルンで問題を抱えた)バッテリーの修復を試み続けています。修理作業に関しては着実に進捗が果たせていますし、この問題自体は振動とは関係のないバッテリー(エナジーストア)内の小さなものなので、修復が可能だと考えています」(折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネージャー)
年間を戦うなかでの運用・戦略に関わる機密情報と言うべき部分が外に漏れ、そこに質問が集中していることに、マイク・クラック(チーフトラックサイドオフィサー)はやや不快感を表わした。
「メルボルンで公表されてしまった、このバッテリーの数については、ここで語っても仕方がないし、議論を続けるべきではないと思っている」
2 / 4

