【F1】ハース平川亮、リザーブドライバー3年目の手応え「チームが何を求めているか、同じ言語を話せるようになった」 (3ページ目)
【1時間ごとに進化している状況】
バーレーンでチームやレギュラードライバーがどのように2026年型マシンを扱い、どのような感触だとフィードバックしているのか、つぶさに観察して学ぶ。そしてレギュラードライバーがフィードバックし、誤差補正を施して実車の感触に近づけたシミュレーターを、平川もバーレーンからヨーロッパに戻ってドライブし、2026年型マシンの学習に勤しんでいる。
「バルセロナ(今シーズン初回テスト)からいろんなことが変化してきているので、シミュレーターの側もまだ最新の状態の実車とのコラレーション(誤差補正)ができていない状態でした。ようやくその準備が整って、来週(バーレーンテストの翌週)ドライブできるということです。
まずは僕自身が、2026年型マシンのシステム自体やエネルギーマネジメントの仕方を学ぶためのセッションです。今年はすべてが新しくなっていますし、それこそ毎日どころか1時間ごとに進化しているような状況なので、リザーブドライバーとしてそれをキャッチアップしていくのはとても大変ですから」
(つづく)
◆平川亮・後編>>今年32歳。F1のレギュラーシートは夢ではなく目標
【profile】
平川亮(ひらかわ・りょう)
1994年3月7日生まれ、広島県呉市出身。中学卒業後にトヨタの育成となって当時最年少で限定A級ライセンスを取得。2012年に全日本F3選手権を制し、2017年には史上最年少でスーパーGT王者に輝く。2022年よりトヨタからWECに参戦してル・マンを制覇。WEC世界王者を連覇した実績を掲げ、2024年にマクラーレンF1のリザーブドライバーへ。その後はアルピーヌを経て2025年途中よりハースのリザーブドライバーを務めている。177cm、68kg。
著者プロフィール
米家峰起 (よねや・みねおき)
F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。
【写真】レーシングブルズのリザーブドライバーを務める岩佐歩夢
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