レーシングドライバー・Jujuの20歳の決意「世界で活躍するために結果を出す」「ジャガーで走れたのはいい経験」 (3ページ目)
【20歳を迎えやってみたいことは?】
ーーJuju選手は今年2月に20歳を迎えます。20歳を対象とした式典が自治体で開催されますが、出席されるのですか?
地元の美作市(岡山)に戻って、催しに出席する予定です。振袖はもう準備しています。
ーー最後に20歳の決意をお聞かせください。
SFで結果を出すことはもちろんですが、レース以外にもいろいろなことにチャレンジするような年にしたいと思っています。昨年は大学(日本大学ポーツ科学部)にあまり行く時間がなかったので、もっと出席して勉強したいです。
私はレースとプライベートの切り替えを大事にしているのですが、友達と食事をしたり、旅行に出かけたりする機会が少なかった。そこも充実させたいです。あと20歳になったら、お酒がどれくらい飲めるのか、ちょっと挑戦してみたいかな。父は下戸なので遺伝的には飲めないと思いますが、めちゃくちゃ酒癖が悪かったらどうしよう(笑)。
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ーーこれからはレースの世界でも付き合いが広がっていくと思います。たとえば、誰か先輩ドライバーの方と食事に行ったりすることは?
今のところはないですね。日本のレースでは幼少期のカート時代からずっと一緒に戦って、トップカテゴリーにまでステップアップしてきたという選手が多いじゃないですか。そこにポンって入ると、なかなか......。それに私は女性なので、やっぱり気を遣っているのかもしれません。
ーー20歳になり、家族と離れて自分ひとりで戦ってみたいという気持ちが芽生えたことはないですか?
近い将来、ファミリーチームを離れ、どこかのチームに入って活動する日が訪れます。そうすると勝手に自立していくのかなと思っています。たとえそうなっても両親はこれまでどおりに私をサポートしてくれるはずですので、関係性は変わらないと思います。とにかく2026年はSFで結果を出して、夢の実現に向けての大きなステップにしたい。それが20歳の一番の目標です。
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終わり
<プロフィール>
Juju 野田樹潤 のだ・じゅじゅ/2006年、東京都生まれ、岡山県育ち。元F1ドライバーの野田英樹の次女として生まれ、3歳でカートに乗り始め、4歳でカートレースデビュー。9歳でフォーミュラカーを初めてドライブ。2020年から家族とともに渡欧し、デンマークF4、女性ドライバー限定のフォーミュラカーレースWシリーズなどを経て、2023年はユーロフォーミュラオープンで女性初の優勝を飾る。同年、ジノックスF2000(旧イタリアF3)で史上初の年間王者に輝く。2024年よりスーパーフォーミュラに史上最年少の18歳でデビュー。2025年からは父・英樹氏が監督を務めるTriple Tree Racingから参戦。日本大学スポーツ科学部在学中。
著者プロフィール
川原田剛 (かわらだ・つよし)
1991年からF1専門誌で編集者として働き始め、その後フリーランスのライターとして独立。一般誌やスポーツ専門誌にモータースポーツの記事を執筆。現在は『週刊プレイボーイ』で連載「堂本光一 コンマ1秒の恍惚」を担当。スポーツ総合雑誌『webスポルティーバ』をはじめ、さまざまな媒体でスポーツやエンターテイメントの世界で活躍する人物のインタビュー記事を手がけている。
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