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レーシングドライバー・Jujuの20歳の決意「世界で活躍するために結果を出す」「ジャガーで走れたのはいい経験」 (2ページ目)

  • 川原田 剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi

【国内レースで求められる結果】

ーー昨年10月末にスペイン・バレンシアで開催された電気自動車の最高峰レース、フォーミュラE(FE)の女性ドライバーのみによる公式テストセッションにイギリスのジャガーから出走しています。それも海外でのネットワークがあったからですか?

 チームからはドライバーとして評価していると言葉をいただきましたが、そこもあったと思います。海外で走ることでいろんな人と関わる機会が多かったですし、そのなかでSFでも一緒になってやってくれる仲間も増えました。海外で活動することは、ドライバーのキャリアを築くうえでは長い目で見てアドバンテージになると思っています。

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ーーJuju選手は「FEのような世界選手権に参戦することが夢」と話していますが、実際にテストをしてみた感想は?

 今回、ジャガーから声をかけてもらってびっくりしましたが、イギリスのファクトリーの立派さにも驚きました。実車を走らせる前にファクトリーで2日間シミュレーターをやらせてもらったのですが、とにかく設備がすごかった。

 シミュレーターの精度もめちゃくちゃ高いですし、シミュレーターテストの数日後に実際にサーキットでFEのマシンを走らせてみると、まったく違和感なくドライブできました。そこにも正直驚きました。

ーーテスト結果について、ジャガーチームの評価はどうだったのですか?

 自分としては、いいパフォーマンスが発揮できたと思っていますし、チームも私にすごく興味を持ってくれ、育てるつもりだと言ってくれています。もうレギュラードライバーが決まっているので、レースに出場するという話ではないのですが、シミュレーターやテストドライバー、ルーキーテストも何回かあるので、そこで走行する可能性を考えていると話してくれています。

 ジャガーで走れたのはいい経験でした。とくにエンジニアの数と質の高さには感心しました。タイヤだったらタイヤだけのエンジニアがいますし、F1で実績を残したエンジニアも多数いました。本当に"ミニF1"と言っていい体制のなかで走れたのは、すごく刺激的でしたし、勉強になりました。

ーー世界の舞台で走りたいという気持ちがますます強くなりましたか?

 そうですね。小さい頃からFEやF1など海外を舞台に活躍するドライバーになるのが夢であり、目標です。そこに最短ルートでたどり着くことを目指していますので、国内でレースをするのは、長くてもあと数年かなと思っています。

 だからこそ2026年は結果を出さなければなりません。出場する以上勝ちにいく気持ちでやらないといけないと思っていますが、まずは予選Q2進出と、決勝はポイント圏内のトップ10入りを目指します。

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