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【F1】角田裕毅シート喪失でホンダ・レーシング社長の想いは...「チャンスがあれば一緒にやりたい」 (4ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

【角田はホンダドライバーであり続ける】

── 岩佐歩夢選手の2025年については?

「まずは岩佐歩夢がスーパーフォーミュラのチャンピオンになったことは、ホンダ陣営としては最高にうれしかったですね。彼自身も『自分のタイトル獲得だけでなく、自分が負けて他陣営(トヨタ陣営)が3連覇するのはホンダとして許せないという、その両方を背負って走りました』と言ってくれていました。

 今シーズンの最初からずっと『SFのチャンピオンを獲得することは、直接F1にリンクしなかったとしても、あなたの人生にとってものすごく大事です。獲りにいきましょう』と伝えてきました。それをきちんと実現してくれたので、何らかの形で先につながればと思っています」

── 角田選手も岩佐選手も一旦はホンダから離れるものの、関係が完全に途切れるわけではなく、その先に関してはまだ可能性もあると。

「そのとおりですね。彼らはホンダ育成出身ですし、契約うんぬんではなく、気持ちとして彼らはホンダドライバーであり続けます。

 そういう人たちがほかで活躍しても構わないし、ずっと経ってからホンダに帰ってきたっていい。縛りつけて『ウチ以外に乗ったらクビだ』なんていうことではなく、ひとりのトップアスリートとして歩みたい道を歩んでくれればいいと思っています。ホンダとしては、そういうところをバックアップしていければと考えています」

◆渡辺康治・後編>>「我々にはF1で長く積み重ねてきた技術やノウハウがある」

著者プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

【写真】レーシングドライバー・岩佐歩夢インタビューカット集

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