【F1】角田裕毅シート喪失でホンダ・レーシング社長の想いは...「チャンスがあれば一緒にやりたい」 (3ページ目)
【角田のシートは残すべきと伝えたが...】
── 今後はまた、どこかでフェルスタッペンとタッグを組む可能性も?
「今日(最終戦アブダビGP)で一旦お別れするのは寂しい気持ちですが、この先に何があるかはわかりません。機会があれば、ホンダとしてはもちろんウェルカムです。
我々はチームを持っていないので、ドライバーの選択権があるわけではありませんけど、我々が一緒にやるチームのドライバー選定に意見を出すことはできます。最終的にはチームに決めてもらうことになりますけどね」
── 角田裕毅のシート喪失について、ホンダとしてはどのように捉えていますか?
「残念ではありますが......世界最高峰のレースの20席しかないシートに残っていくのは、そんなに甘い話ではないでしょう。速さを見せた部分もあったとは思いますが、いろんな理由はあれども、うまく結果が出せなかったことも事実です。
チームがいろんな角度から評価してドライバーを決めていくうえで、最終戦が終わるまでは我々もパートナーですから意見を交換できる状態にはありましたので、『角田裕毅はレッドブルグループの4つのシートのなかには残すべきなのではないか』という意見は伝えました。レッドブル側も『ホンダの意見としてわかりました』ということでした。
メキシコシティGPを訪れた際にも、我々は対面でかなり話をしましたし、その後もリモートで継続しながら最終決定前にもいろんな話をしました。しかし、チームとしてこういう判断に至ったということです」
── 角田選手に足りなかったのは、何だとお考えですか?
「『結果を出せなかった』ということが大きな要因ではないかと思います。ただ、2026年はレッドブルの開発に貢献して、もう一度レッドブルのシートを獲りにいくのか、もしくは他チームでチャンスを探すのか、いずれにしてもまだあきらめる必要はないと思います。
下で留まっている人よりも上を目指して挑戦する人は、それだけものすごいプレッシャーと苦労を味わいますし、上を狙えば狙うほど挫折をする確率も高くなる。今回はチャンスを逃しましたけど、彼の人生にとってもすごくいい勉強になったと思いますし、まだまだ強くがんばってほしいと思っています。
来年以降の立ち位置で、我々がバックアップできることがどこまであるかはわかりません。我々がバックアップする必要もないかもしれませんけど、ホンダファミリーのひとりとして温かく見守っていくつもりですし、チャンスがあれば一緒にやりたいなと思っています」
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