【F1】角田裕毅が今の心境を語る「アブダビGPが終わったあとには、もっと実感して落胆するのかも」 (3ページ目)
【チャンスが来るまで待ち続けたい】
「これまで長年にわたるホンダさんの支援には感謝していますし、本当に大きなサポートをしてくれたことに感謝しています。ホンダのみなさんに対しても感謝しています。
来年はお互いに、少し違った方向性に進むことを決めましたけど、まだ近い場所にいることは確かですし、今後どうなっていくか、どのようにコラボレーションしていけるか、見守っていきたいと思っています」(角田)
アブダビはF1参戦初年度に自己最高位の4位を獲得し、苦悩のシーズンを好結果で締めくくって翌年へ弾みをつけた場所だ。
すでに来年に向けた準備は始まっている。
角田も2027年の、いやもしかすると、もっと早い時期のレギュラー復帰の可能性に向けて、自分がやるべきことを見据えている。
「来年、これまでとは違った視点でレースを見るのを楽しみにしています。レースをせずにほかの人たちがレースをしているのを見るのは僕のキャリアで初めてのことですし、ほかのドライバーたちがどのようにレースをしているのか、無線のコミュニケーションなど全体を俯瞰して見直すいい機会だと考えています。
今まで想像もしていなかったようなことも含めて多くを学べると思っていますし、そこは楽しみにしています。それと同時に、いつどんなチャンスが巡って来てもいいように、身体も可能なかぎり鍛えておかなければいけませんし、体調も万全の状態でチャンスが来るまで待ち続けたいと思います」
i'm not finished yet.(原文ママ/僕の挑戦は、まだ終わっていない。)
レッドブルに昇格した初めてのレース、日本GPの純白のレーシングスーツ姿の写真とともに、そのメッセージをSNSで発信した。
挑戦はまだ終わっていない──いや、2027年に向けた挑戦は、もうすでに始まっているのだ。
著者プロフィール
米家峰起 (よねや・みねおき)
F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。
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