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【F1】かつてのライバルたちが語る10代の角田裕毅「予選落ちした大会の文句ばかり言っていた(笑)」 (2ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro

「『X30』というカートのカテゴリーがあって、そこで裕毅と競い合っていた時期ですね。フランスで行なわれた世界大会に、僕たちは日本代表のような立場で出場しました。僕と裕毅は同じチームだったんですけど、僕は予選を通過して、裕毅は35位で予選落ちしたんです(通過ラインは34位)。

 予選のあとに大会のセレモニーがあって、僕たちは日本代表として国旗を持って入場行進をして、すごくテンションも上がって盛り上がりました。そしてそのセレモニーが終わったあとに予選結果を見に行ったら、裕毅が落ちていて......。テンションの下がりようがすごかったですよねそのあとは、大会の文句しか言ってなかったです(笑)」

 2023年と2024日本GP、鈴鹿サーキットまで足を運んで角田を応援した。今でも仲はよく、「よく連絡はとりますよ」とのこと。

【三宅淳詞(みやけ・あつし)26歳】

 2025シーズンはスーパーフォーミュラとスーパーGTのGT500クラスに参戦。スーパーGTでは昨年から日産系チーム・NISMO NDDPに加入し2戦目でいきなり初優勝を果たした。三宅は「次世代の日産エース候補」として期待を集めるドライバーのひとりだ。

 三宅は全日本カート選手権時代、角田と抜きつ抜かれつのバトルをした経験がある。

「僕は角田と全日本カートで一緒でした。最高峰からひとつ下のクラスは東と西で地域が分かれていて、角田は東、僕は西で出ていました。レースで一緒になることもあって、ライバル関係ではありましたね。

 当時を振り返ると、けっこうバトルが強いというイメージで、角田はいい意味で『いやらしい攻め方』をしてきました。ドライバーにはそれぞれ、『ここで抜きに来られると嫌だなぁ、抜きに来ないでほしいなぁ』と思うような場面がコーナーによってあるんですけど、彼はそういう時に仕掛けてくるんです。

 もちろんクリーンなバトルではあるんですけど、相手の嫌なところを突いてくるというか......。僕は戦っていて、いつもいい意味で『嫌だなぁ』と思っていましたね。

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