【F1】角田裕毅の契約は2025年限り 前半戦のレース次第では有力チームからオファーもある (2ページ目)
そんな時、非の打ちどころのないレースぶりを見せていれば、必ずチャンスは巡ってくる。そういったチャンスがあるかどうかはわからないが、角田自身がそういうレースをしていなければ、チャンスが巡って来てもつかみ獲ることはできない。ならば、やるしかない。
もちろん、ここで実力を証明しておけば、たとえ2026年のシートに空きがなかったとしても、2027年以降に向けた話もできる。
今のF1で必要なのは、持ち込みスポンサーでもなければ、コネクションでもなく、実力だ。昨年いくつかのチームが角田を欲しがったように、今年もほかのチーム代表たちに「欲しい」と思わせるような走りをぜひとも見せてもらいたい。
(5)中団トップ争い。レーシングブルズの立ち位置は?
昨年も中団グループはシーズン序盤から最終戦まで、激しいランキング6位争いが繰り広げられた。今年はさらに大接戦になるかもしれない。昨年は序盤戦のダッシュでランキング5位となったアストンマーティンが2026年に向けて完全にシフトすれば、中団グループは6チームによるランキング5位争いということになるかもしれない。
アルピーヌはルノーのワークス最終年となるだけに、2025年に結果を出すために執念を燃やしてくるか、それとも規定変更によりパワーユニットの不利がなくなったことで下剋上が期待できる2026年に全集中するか。昨年後半戦は一気に戦闘力を上げてきていたことからも、2025年は上々のシーズン開幕を迎えることができるはずだ。
小松礼雄代表の下で大躍進を果たしたハースも、2024年はアップデートを成功させ続け、シーズン末まで高い競争力を維持した。2025年は初めて小松体制でイチからマシンを作ることになるが、昨年のアップデート開発を見るかぎり不安はないと言えるだろう。
さらにトヨタガズーレーシングとの技術提携がいよいよ始動し、旧型車テストによる双方の経験値促進や、TGR-E(トヨタガズーレーシング・ヨーロッパ)の設備とノウハウを使ったパーツ製作やシミュレーション作業も進められていく。こうした恩恵も、早ければ2025年シーズン中からパフォーマンスに反映され始めるだろう。
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