日本人ドライバーが続々とF1へ 平川亮、岩佐歩夢、宮田莉朋...期待の10代も欧州経由で昇格を目指す (3ページ目)
ルワンダ以外にも、南アフリカ、アルゼンチン、タイ、韓国などが関心を表明している。日本でも大阪・関西万博の跡地に建設されるIR事業──つまりカジノのインバウンド客招致のためにサーキットを建設し、同地でF1を開催しようという動きがある。
F1が肝煎りで実現したラスベガスGPのように、メインストレートとピットビル、パドックエリアだけを常設設備として建設し、それ以外は公道を使ってレース開催時だけサーキットに仕立てるというプランであれば、建設費用も維持費も比較的安価に済むという試算だ。
カジノがオープンする2030年を目処に、大阪は誘致計画を進めていくことになるだろう。マドリードも含めてそういった手法でF1開催を目指す主催者は増えており、これからどんな国がF1開催に漕ぎ着けるのか、2025年には新たな動きが出てきそうだ。
(9)キャデラックがついにF1へ。参戦は2026年?
アンドレッティとしてのF1参戦は拒否されたものの、これを引き継いだGM/キャデラックとしての参戦には、F1側からの支持が得られた。現在シルバーストンにあるファクトリーでは、2026年の参戦開始に向けて準備が進められている。
アンドレッティの参戦であれば、チーム数が増えた分だけ分配金が減って、既存チームにデメリットしかなかった。しかしGM/キャデラックであれば、F1全体の収益が増え、チーム数が増えても分配金は減るどころか増えるというわけだ。
GM製パワーユニットは早くても2028年からの参戦となるため、それまではフェラーリ製のパワーユニットやギアボックスなどの供給を受ける。しかし車体は独自設計となるため、2026年の新規定に合わせたマシン開発が急ピッチで進められている。
それと同時に、F1参戦のための商業面の契約も交わさなければならない。2026年の参戦がまだ確定したわけではないが、2025年シーズン前半戦のうちにはある程度の形が見えてくると思われる。ドライバー選定や首脳陣人事も含め、どんなチームになるのか興味深いところだ。
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