レーサーJuju来季の活動は「国内でもヨーロッパでも」可能性あり 大学生活の楽しみは? (3ページ目)
【今できるベストを積み重ねていく】
ーーいろんなことがあった2024年で一番印象に残っている出来事は何ですか?
やっぱり一番心に残っていることと言えば、国内トップのSFに参戦し、シーズンを通して成長できたことです。なにかひとつ特別な出来事があったというわけではないですが、私にとっては一つひとつのレースが本当に濃い内容でした。
SFの参戦はドライバーとしてすごく大きなステップアップになりますが、自分自身すごく難しいチャレンジになるだろうと覚悟はしていました。これまで出場したレースでは基本的に上位を争えることが多かったのですが、同じようにはいかないだろうと。
実際シーズンが始まると、予想していたとおり、難しいレースが続きました。とくに前半戦は、正直言って、かなり苦しい時もあり、厳しいご意見をいただきました。でもデビュー戦から最終戦まで、見つけた課題を一つひとつクリアしていくことを繰り返していくなかで結果的に自分自身の成長にもつなげられたと感じています。
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ーー最後に、2025年はどんな年にしたいですか?
今のところ明確なビジョンはまだ決まってはいないんですけど、とにかく今、自分が置かれている環境のなかでベストを尽くし、しっかりと結果を残すことです。それが次のチャンス、ステップにつながると信じています。
「F1に乗りたい、フォーミュラEに行きたい」というビジョンを持ちながら、今のベストを尽くしていけば、チャンスや新たな選択肢が訪れた時にブレずに前に進んでいけます。これからも目標の実現を目指して、成長していきたいです。
終わり
【プロフィール】
Juju/野田樹潤 のだ・じゅじゅ
2006年、東京都生まれ、岡山県育ち。元F1ドライバーの野田英樹の次女として生まれ、3歳でカートに乗り始め、4歳でカートレースデビュー。9歳でフォーミュラカーを初めてドライブ。2020年から家族とともに渡欧し、デンマークF4、Wシリーズなどを経て、2023年はF1の登竜門であるユーロフォーミュラオープンで女性初の優勝を飾る。同年、ジノックスF2000(旧イタリアF3)で史上初の年間王者に輝く。2024年よりスーパーフォーミュラにTGM Grand Prixから参戦した。ファッション、マンガが好き。
著者プロフィール
川原田剛 (かわらだ・つよし)
1991年からF1専門誌で編集者として働き始め、その後フリーランスのライターとして独立。一般誌やスポーツ専門誌にモータースポーツの記事を執筆。現在は『週刊プレイボーイ』で連載「堂本光一 コンマ1秒の恍惚」を担当。スポーツ総合雑誌『webスポルティーバ』をはじめ、さまざまな媒体でスポーツやエンターテイメントの世界で活躍する人物のインタビュー記事を手がけている。
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