2021.04.15

スーパーGT開幕戦はパドック騒然。トヨタ表彰台独占、王者ホンダ大不振

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 吉田成信●撮影 photo by Yoshida Shigenobu

 一方、日産はMOTUL AUTECH GT-R(ナンバー23)がGT300車両と接触してリタイア。さらにその混乱に巻き込まれたカルソニックIMPUL GT-R(ナンバー12)もスピンを喫するなど、流れの悪さを払拭できない開幕戦となってしまった。最上位はCRAFTSPORTS MOTUL GT-R(ナンバー3)の9位。

 トヨタ優勢の流れは、決勝でも変わることはなかった。レース序盤からトヨタ同士がトップを争い、制したのは大嶋和也/山下健太のENEOS X PRIME GR Supra(ナンバー14)。2019年の年間王者コンビが幸先のいいスタートを切った。

 2位は関口雄飛/坪井翔のau TOM'S GR Supra(ナンバー36)、3位は平川亮/阪口晴南のKeePer TOM'S GR Supra(ナンバー37)、4位はヘイキ・コバライネン/中山雄一のDENSO KOBELCO SARD GR Supra(ナンバー39)。トヨタがトップ4を独占した。

◆レースクイーン図鑑2021「ZENTsweeties」新コスチューム【写真43点】>>

 昨年、トヨタ勢はあと一歩のところで年間王者を逃した。開幕前から「今年のスープラのパフォーマンスはかなりいい」とライバルたちも警戒を強めていたが、予想外のコンディション変更にも素早く対応するなど、"トヨタの底力"を見た開幕戦だった。

 敗れたホンダと日産も、このまま黙ってはいないだろう。サクセスウェイトが軽い状態で迎える第2戦は、巻き返しを図ってくるはずだ。トヨタの勢いが続くのか、それともホンダ、日産がその流れを断ち切るのか。次の舞台は5月3日・4日、富士スピードウェイだ。

関連記事