2020.07.15

スーパーGT開幕!自粛期間中はF1ドライバーも使う必須アイテムを活用

  • 川原田剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

塚越 F1やスーパーGTなどでは、シミュレーターを活用したマシン開発は当たり前に行なわれています。僕もF1のマクラーレンのシミュレーターを経験したことがありますが、個人用のシミュレーターにも興味があり、7〜8年前に初めて試しました。その後、国内でもシミュレーターを体験できるショップや施設が増えてきました。

 自分でも5年ほど前にシミュレーターのセットを購入しました。ただ、正直言って、これまであまり使う機会がなく、自宅以外の場所で埃をかぶっているような状態でした。コロナ禍の前はシーズンオフでも頻繁にテストがあり、実車に乗る機会は多かったからです。それに僕自身、自転車やレーシングカートに乗ったり、ジムでトレーニングをしたり、身体を動かすことに主眼を置いているというのもあります。

 でも、今回のコロナ禍で外出もままならない状況になり、レーシングカーをドライブできない時間がすごく長くなった。そこでレースの感覚を鈍らせないために、前から持っていたシミュレーターを3月末に自宅に導入しましたが、この5年の間にソフトもハードもシミュレーターは大きく進化しています。そこで、全てアップグレードすることにしました。

-ーシミュレーターに必要な機材や機器はどのようなものがありますか?

塚越 まずインターネット環境とパソコンが必要になります。ソフトウェアはドライバーによって好みがありますが、iRacing(アイレーシング)かrFactor(アールファクター)を使っているドライバーが多いと思います。僕は、クルマの動きが一番リアルに感じたiRacingを使用しています。