ルクレールもアルボンも本気。F1バーチャルGPのポテンシャルは高い (8ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki
  • photo by AFLO


「もちろん、リアルのドライビングとまったく同じということはあり得ないし、実際にこれは異なるものだ。でも、こういう状況で僕らが体験することのできるもののなかでは、最も現実に近いものだとも言える」

 そして、普段から仲のいい同世代のアルボンやノリス、ジョージ・ラッセルたちとオンラインで交流しながらレースができることを楽しんでいる。

「こういう状況だから、普段よりサーキットで話す機会は少なくなってしまっているけど、こうして仲間たちとつながって自分たちの好きなレースが楽しめ、ファンのみんなにも楽しんでもらえるのはとてもいいことだ」

 インディカーシリーズではiRacingを使用し、現役ドライバーが多数参加。テレビ局やスポンサーも全面的に参画して普段同様の中継を行ない、レース前の国歌斉唱や「Start your engines」のアナウンスもプログラムに組み込むなど、F1以上にしっかりとエンターテイメント性の高いコンテンツとした。

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