スーパーGTでも寂しい光景。トヨタ、日産、ホンダの仕上がり具合は? (4ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 吉田成信●撮影 photo by Yoshida Shigenobu

「(クルマの仕上がりは)順調ですね。セッティングもいろいろ試すことができています。今回はコンディションがあまりよくなかったので(決勝を想定した)ロングランをできていないのは心配ですが......。デビューウィンは狙いたいです」

 昨年のチャンピオンである大嶋和也(WAKO'S 4CR GR Supra/ナンバー14)は控えめに語りつつも、どこか自信が垣間見える表情をしていた。

 そして日産勢は、クラス1規定に合わせたGT-Rを用意。トラブル等もなく、2日間かけて精力的に周回を重ねていたのが印象的だった。

「昨年のGT-Rと比べると確実によくなったと思っているし、ライバルとの差も確実に縮まっていると思う。もっと改善しなければいけないところはあるけど、今のところは進化したGT-Rに乗れていることがハッピーだ。ただ、ライバルも手強いから、もっとがんばらないといけない」

 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(ナンバー24)のヤン・マーデンボローは、気を引き締めてこう話した。

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