MotoGP3年目の中上貴晶がテストで予想外の苦戦。「ズキンとくる」 (7ページ目)

  • 西村章●取材・文・撮影 text & photo by Nishimura Akira

 でも、3番手には全然届かなかったし、表彰台はさらにもう何ステップも上の場所にあることを強く実感しました。チャンスが巡ってきそうな時にその場所にいることが重要なので、今年は安定して6位前後の位置にはいたいですね」

―― 肩の状態は、いつ頃までに100パーセントへ戻せそうですか。

「開幕戦の決勝が3月8日なので、3月に入ったらいっさい痛みがない状態で走れるようにしたいですね」

―― ということは、今回のテストを終えて、リハビリのプログラムも変えていくのですか。

「テスト期間中も、リハビリを担当してくださっている人がセパンの結果を見てくれていたので、日々、話をしていました。日本に帰ったらより深く話をして、リハビリやケアの仕方をちょっと変えていくことになると思います」

―― 今回のテスト結果は、3日間のスケジュールを終えてトップタイムから1.5秒差の総合23番手、という結果でした。自分ではどう捉えていますか。

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