F1若手で一番速いのは誰だ。日本人ドライバー誕生も目前に迫っている (3ページ目)
彼ら若手ドライバーは今年、まさに真価を問われることになる。その成否が彼らの今後のキャリアを大きく左右することになるだけに、彼らの走りに要注目だ。
(8)初開催&復活グランプリの楽しみ方は?
2020年は、ベトナムGP(第3戦)がカレンダーに加わる。場所はハノイの中心部から10kmほどのところの市街地。公道を2/3、パーマネント部分を1/3で構成した「半公道サーキット」となる。
街中の立地と鈴鹿やシルバーストンのようなダイナミックな高速コーナーの連続もあり、サイドバイサイドのバトルも期待できるという。これまでの市街地レースとは、かなり異なるグランプリになりそうだ。
サーキット設備の準備の遅れが懸念されていたが、昨年のうちに公道部分のF1開催に向けた舗装が一気に進み、年明けにはパーマネント部分に位置するピットビルディングも完成。4月第1週目の開催に向けて、順調に準備は進んでいるようだ。
ベトナムはハイネケンやピレリなどF1に関係するメーカーが熱い視線を送っているように、活気のあるマーケットだ。経済成長著しいベトナムの勢いが感じられるグランプリになるのではないだろうか。
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