2020.02.07

F1若手で一番速いのは誰だ。
日本人ドライバー誕生も目前に迫っている

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki
  • 桜井淳雄●撮影 photo by Sakurai Atsuo(BOOZY.CO)


 そのラッセルでさえかなり苦労している、ウイリアムズからのデビューである。すでに1年の実戦経験とメルセデスAMGでのテスト経験を持つラッセルと渡り合っていくのは、かなり大変だろう。

 本人も、それは熟知しているという。2020年は「学習の年」と位置づけて具体的な数値目標は設定せず、結果を急がないつもりだと話している。

 昨年はFIA F2のランキング上位3名がF1デビューを果たした。そのなかで、前出のふたり以上に好走を見せて評価を上げたのが、2018年にFIA F2でランキング2位となったマクラーレンのランド・ノリス(イギリス・20歳)だ。

 2年目の今年は、昨年のように堅実に走って確実に結果を残すレースよりも、ルノーやアルファタウリ、ハース、レーシングポイントといったライバルと僅差で戦うレースが増えるだろう。そういったプレッシャーがかかる場面で、ノリスがどのような走りを見せるか。

 それは、レッドブル・ホンダで2年目を迎えるアルボンにも言えること。今季は開幕前にしっかりと準備を整えてから挑むだけに、マックス・フェルスタッペンとの差が今までどおりではチームからの信頼は得られないだろう。