スーパーGT灼熱の500マイル。夏の大一番の勝敗を分けた一瞬の判断 (3ページ目)
「僕はドライバーとしてある程度の成績を残していますが、監督としては(実績を)持っていない。みんなについてきてもらうために、『これは正しいのか、正しくないのか』と思いながらやってきました。でも、ようやく成績がついてきたので、これからは自信を持って(今のやり方を)貫いていけます。
阿部の(セッティングする)クルマは速いし、ドライバーふたりも速い。メカニックは(最初は)全然ダメでしたけど、それが勝てるスタッフに変わりました。そして今回のレースで、本当に強いチームになった。みんな、ひと皮剥けたと思います」
夏の2レースで一気に36ポイントを獲得し、ドライバーズランキングでも独走状態となった6号車の大嶋/山下組。今シーズンはまだ3レース残っているものの、ライバルも手がつけられないほどの強さを確立し始めている。
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