2019.02.18

ホンダF1・モータースポーツ部長に聞く。
今季優勝できますか?

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki
  • 桜井淳雄●撮影 photo by Sakurai Atsuo(BOOZY.CO)

ホンダF1山本雅史モータースポーツ部長インタビュー@後編

 レッドブル・ホンダRB15は2月13日にシルバーストンでシェイクダウンが行なわれ、ノートラブルで規定の100kmをほぼフルに走り、スムーズな滑り出しを見せた。同日には、同じくホンダのパワーユニットを搭載したトロロッソ・ホンダSTR14もイタリアのミサノでのシェイクダウンをノートラブルで完了している。

「ホンダF1山本雅史モータースポーツ部長インタビュー@前編」はこちら>>>

バルセロナ合同テスト前に山本雅史モータースポーツ部長に話を聞いた ホンダは明らかに変わった。

 レッドブル陣営からも、そしてホンダ陣営からも、レッドブル・ホンダとしての「初優勝」の言葉が出てくる。

 ホンダの山本雅史モータースポーツ部長からは、「モナコまでに優勝したい」との発言が飛び出した。

「希望として、モナコまでには勝ちたいと思っています。バルセロナ合同テストがうまくいって、ホンダのパワーユニットの性能と信頼性、レッドブルの車体とのマッチングが噛み合えば、彼らだって開幕戦から(勝ちを)狙っていくだろうし、僕らだって狙ってほしい。

 ただ、運とかそういうのを抜きにすると、オーストラリア(第1戦)、バーレーン(第2戦)、バルセロナ(第5戦)、モナコ(第6戦)はレッドブルの得意なサーキットですし、個人的にはこの4つのどこかでは勝ちたいと思っています」

 最終的には、バルセロナ合同テストの結果を分析したうえで、開幕仕様のパワーユニットのパワーと耐久性(走行距離)のバランスをどう取るかを決めるという。

 メルセデスAMGとフェラーリに大きな差をつけられていた昨年の経験をもとに、ホンダはこの冬の間、パワーと信頼性の向上に注力してきた。信頼性重視でパワーは抑えめで……といった、昨年のようなコンサバティブな姿勢で開幕に臨むわけではない。