「第5期」F1ホンダを考察。パワーは
ルノーを抜いた。しかし信頼性は?
今年の序盤戦は、去年の最後に使っていたものをベースに信頼性を高めたものを使い、シーズン後半戦はそれを進歩させてルノーに並びました。このオフの間にはさらに成熟させて、来年のスタートに持っていきます」
ホンダは成長曲線の傾きを次第に高め、性能も信頼性も徐々に2強との差を縮めてきた。その片鱗はスペック3で見え始めているが、まだ完全に我々の目に見えるものにはなっていない。
HRD Sakuraのなかでは土台固めが進み、2019年に大きく飛躍するための準備は整いつつある。2018年シーズン、ホンダの「性能面」が見せてくれたのは、まだ目に見えない部分のプロローグだ。
5 / 5