こちらのホンダ勢は3連勝。酷暑の
テキサスではゆっくり走るが勝ち!

  • 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano 松本浩明●写真 photo by Hiroaki Matsumoto

 期待された琢磨は予選9位からスタートし、9~12番手を保って第1スティントを終えた。ディクソンと同じように、暑い序盤は我慢の走行を続け、コンディションの変化にうまく対応して終盤に"戦えるスピード"を獲得する作戦だった。

 ところが、2スティント目にリヤタイヤにブリスター発生した。プラクティスではフロントだけだったが、リヤにも発生したため、予定外のピットストップを行ない、2ラップダウンに陥った。ゴール間近でリードラップに復活できたが、そこから上位へと進出するのは難しく、7位でフィニッシュしている。

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