2018.06.07

ホンダ勢、ライバルの地元で完勝! 
佐藤琢磨も今季初のトップ5入り

  • 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano 松本浩明●写真 photo by Hiroaki Matsumoto

 今シーズン8戦目で5人目のウィナーとなったディクソンは、これで通算42勝となり、インディカー歴代3位のマイケル・アンドレッティに並ぶこととなった。彼より上は、もうAJ・フォイトの67勝とマリオ・アンドレッティの52勝しかない。

 2位フィニッシュしたハンター-レイは2012年のチャンピオンだが、2015年8月のポコノ以来、勝利から遠ざかっている。「マシンは速く、作戦もよかった。レース終盤、ターン1からターン4では僕のほうが速かったと思うが、ディクソンはミスをしてくれるタイプのドライバーでない。優勝にあと一歩届かなかった」と、語った(ハンター-レイはその後、翌日のレース2で勝利)。

 そして5位には佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が入っている。トラブルや不運の多いシーズン前半戦となっているが、トップ5フィニッシュをようやく記録した。

「まだマシンは本当にいいセットアップにはできていないのですが、しっかりとした結果を残すことができました。昨年、このチームが勝ち取った成績を考えれば、大きな期待を持ってデトロイトに臨んで当然だと思いますが、苦しい戦いを強いられていますね。初日はマシンにトラブルがありました。その状況から挽回できたことは嬉しいですね」

 マシンセッティングのレベルの高さを期待してレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングへと移籍した琢磨だが、シーズン前半戦はマシンが思うように仕上げられていない。初のトップ5フィニッシュで悪い流れを断ち切り、シーズン中盤戦からはコンスタントに上位で戦ってポイントを積み重ねたいところだ。

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