2018.05.12

レッドブル供給の布石か?
ホンダの新モーターホームが2倍の充実度

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

豪華な寿司はホンダのモーターホームの名物だ 食事時のカウンターには寿司や刺身、天ぷら、焼き魚、焼肉、そばやうどんなど日本人が好きな和食がバラエティ豊かに並ぶ。味噌汁もあさりなどでしっかりと出汁をとった本格派だ。

 もともと和食が好きだったというトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレイは開幕戦からホンダのホスピタリティで昼食・夕食を摂り、刺身や鰻の蒲焼き、決勝後はホンダ名物のカツカレーも食べている。ピエール・ガスリーも「すごく素敵なモーターホームだし、これから食べにいくよ」と興味津々。イギリス在住でFIA F2に参戦する牧野任祐(まきの・ただすけ)と福住仁嶺(ふくずみ・にれい)もレース週末は和食に舌鼓を打っている。

「これまではアラカルトで食事を提供していましたが、これからスタッフの数が増えることも想定して今年からはビュッフェ方式で料理を提供することにしました。そうすれば好きなものを好きなだけ食べられますし、忙しいときでもさっと食べることができますからね」(フリーマン)

ビュッフェ方式でバラエティ豊かな和食が勢ぞろい その一方で多忙を極めるスタッフのためには、金曜から日曜まで和食のお弁当を用意。さらに、マクラーレンでも好評だったようにトロロッソのスタッフ用にもお弁当を提供する。冷蔵庫には日本のビールやラムネ、お茶などが並び、憩いを提供している。もちろん、レッドブルもしっかりと用意されている。

 1階には手前に首脳陣用のオフィスと会議室、広報&マーケティング用のオフィス、トイレ(ウォシュレット付き!)が入り、奥にはキッチンを内蔵している。

 この新型モーターホームの設計にあたって重視したのは、空間の快適さと、設営のスムーズさだとフリーマンはいう。

「このモーターホームを設計するにあたっては、過去の失敗と教訓を生かして、少人数の我々でもスムーズな設営・解体が可能なことを重視しました。2連戦や3連戦のときは、移動と設営の時間がほとんどありませんから」