総合力を試される鈴鹿で11位。これがF1ホンダ3年間の到達地点だ (7ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

マーシャルやファンに向かって手を振るフェルナンド・アロンソマーシャルやファンに向かって手を振るフェルナンド・アロンソ 速さは常にトップ10圏内に入るものの、結果に結びつかない。それはまさに今シーズンのマクラーレン・ホンダそのものであり、中盤戦からポテンシャルが上がってきたにもかかわらず、いまだに入賞は5回のみ。コンストラクターズランキングでも9位にとどまっている理由も、そこにある。

 マシンパッケージはようやく3強の後ろが見えてきたが、チームとしての総合力はまだまだそれに及ばない。チームとしての真価が問われる鈴鹿で、今年もそんな厳しい現実を突きつけられた。それが3年間のマクラーレン・ホンダの到達地点だった。

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