W入賞のF1ホンダを数値化すると、ライバルとのマシン性能差が見えた (3ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

【ハンガリーGP予選】
1位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)-1.273秒
3位:バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)-1.019秒
5位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)-0.752秒
7位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)-0.081秒
8位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)1分17秒549
10位:カルロス・サインツ(トロロッソ)+0.392秒
12位:エステバン・オコン(フォースインディア)+0.576秒
15位:ロマン・グロージャン(ハース)+0.852秒
※トロロッソ以下はQ2のタイム差(アロンソ=1分17秒919)

 このタイム差からモリスが言うパワーユニットの差を引けば、車体性能を比較することができる。ルノー製パワーユニットはフェラーリからもやや差をつけられ、20kW(ハンガロリンクで約0.3秒)ほどの差があると言われている。

 これを整理すると、ハンガロリンクでの「車体性能ランキング」は次のようになる。

1位:フェラーリ(-0.6秒)
2位:レッドブル(-0.4秒)
3位:メルセデスAMG(-0.2秒)
4位:マクラーレン
5位:ルノー(+0.3秒)
6位:トロロッソ(+0.7秒)
7位:フォースインディア、ハース(+1.3秒)

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