バトンと可夢偉がスーパーGT鈴鹿に挑む。マシンに乗った感想は? (6ページ目)
「(GT300との混走も)問題に感じることはなかったですし、自分がメインでレースをするわけではないので、周りと遜色がない速度で走れればいいと思っていました。そのへんは問題ないかなと思います。8月の本番は、迷惑をかけないようにがんばります」
テストでは終始控えめだった可夢偉。それでも、わずかな時間で目に見える進化を見せたところは、さすが世界のトップレベルで活躍するドライバーだと感じた瞬間だった。
鈴鹿1000kmはレース後に花火が打ち上げられるなど、モータースポーツの「夏の風物詩」として親しまれてきた耐久レースだ。だが、今年いっぱいでの開催終了が決定している。そのラストを飾るレースで、ジェンソン・バトンや小林可夢偉、さらには昨年チャンピオンのヘイキ・コバライネン、そして今年の第3戦・オートポリスを制した中嶋一貴など、多くのF1経験者がバトルを展開する。これまで以上に見逃せない1000kmレースになることは間違いないだろう。
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